ジョックロック
智辯和歌山「ジョックロック」
2000年の夏から智辯和歌山が演奏している応援曲。この曲が演奏されるイニングはビッグイニングになることが多く、俗に『魔曲』と呼ばれている。
原曲は1990年代、YAMAHAの電子楽器やソフトウェアのユーザーに提供されたMIDI(XGフォーマット)サンプル曲の中の1曲だったらしい。作曲はRob Rowberry氏。
智辯和歌山の系列校、奈良・智辯学園も「ジョックロック」を演奏する。和歌山より若干ゆったりした印象を受ける。この演奏にのせて2016年のセンバツでは初優勝を果たした。
智辯和歌山の吹奏楽部が「ジョックロック」を他校のために演奏したことがある。それは2015年の「紀の国わかやま国体」での出来事だった。初戦で埼玉・花咲徳栄と対戦することとなった智辯和歌山。会場は智辯和歌山の校舎からほど近い紀三井寺球場。一方の花咲徳栄は遠隔地で行われる国体で、生徒の大規模な応援は見込めない。そこで智辯和歌山は生徒を2つに分け、両校を応援しようと準備した。その際の演奏がこの動画。ジョックロックにのせて応援されているのは花咲徳栄の大瀧くん(現・埼玉西武ライオンズの愛斗選手)である。
「魔曲」効果があるとされるジョックロックを、他校が黙って放っておく訳がない。国体で本家からの応援を受けた花咲徳栄を始め、今や全国の学校がジョックロックを演奏する。以下順に紹介したい。
花咲徳栄(埼玉)
札幌日大(北海道)
旭川実業(北海道)
松山東(愛媛)
遊学館(石川)
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