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2018年9月 9日 (日)

ジョックロック

智辯和歌山「ジョックロック」


 


20170924_683178_22000年の夏から智辯和歌山が演奏している応援曲。この曲が演奏されるイニングはビッグイニングになることが多く、俗に『魔曲』と呼ばれている。


 


原曲は1990年代、YAMAHAの電子楽器やソフトウェアのユーザーに提供されたMIDI(XGフォーマット)サンプル曲の中の1曲だったらしい。作曲はRob Rowberry氏。


 


智辯和歌山の系列校、奈良・智辯学園も「ジョックロック」を演奏する。和歌山より若干ゆったりした印象を受ける。この演奏にのせて2016年のセンバツでは初優勝を果たした。


 


智辯和歌山の吹奏楽部が「ジョックロック」を他校のために演奏したことがある。それは2015年の「紀の国わかやま国体」での出来事だった。初戦で埼玉・花咲徳栄と対戦することとなった智辯和歌山。会場は智辯和歌山の校舎からほど近い紀三井寺球場。一方の花咲徳栄は遠隔地で行われる国体で、生徒の大規模な応援は見込めない。そこで智辯和歌山は生徒を2つに分け、両校を応援しようと準備した。その際の演奏がこの動画。ジョックロックにのせて応援されているのは花咲徳栄の大瀧くん(現・埼玉西武ライオンズの愛斗選手)である。


 


「魔曲」効果があるとされるジョックロックを、他校が黙って放っておく訳がない。国体で本家からの応援を受けた花咲徳栄を始め、今や全国の学校がジョックロックを演奏する。以下順に紹介したい。


 


花咲徳栄(埼玉)


 


札幌日大(北海道)


 


旭川実業(北海道)


 


松山東(愛媛)


 


遊学館(石川)


 


江陵(北海道) 秋田工(秋田) 札幌南(北海道) 湯沢翔北(秋田) 明桜(秋田) 帯広農(北海道)

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